パジャマゾンビ襲来!!「超科学実験体ゾンビロイド」映画レビュー

第二次世界大戦中のヨーロッパ。味方とはぐれたアメリカ軍の小隊は、恐ろしいナチスの実験場に足を踏み入れてしまった…。

と、設定さえあらかじめ知っていれば、主人公達のおかれた状況がすんなり理解できたはず。
映画から得られる情報がまったく足りないので、前知識ゼロだった自分は、主人公達の素性・目的・状況などが、映画が始まってもなかなか掴めなかった。

自分が苦手な映画の条件の一つ、”観客を置いてけぼり”が序盤から出てしまった…。
こうなると、以後どれだけ緊張感を演出されても、すでに感情移入する余地はなく、”他人事を見せられている”感じしかしない。

映画の内容は薄いのに、ストーリーテリングが雑なもんだから、簡単に楽しめない点もダメだ。
ラストに大きなオチがあるんだけど、見せ方が下手だから視聴者を混乱させる。
なんでわざわざあんなラストにした?

それから映画の邦題、「超科学実験体ゾンビロイド」は酷い!ダサすぎる!
映画内では“ゾンビロイド”という名称は一切でないから。邦題なんでもありか?

期待感を煽るオープニング、手抜きのない特殊メイクや衣装、雰囲気のあるロケーションや、しっくりきていたキャスティングなど良い所もあった。
なのに、残念な脚本と監督の足りない表現力のせいで、こうも映画は酷くなってしまうのか。
手術跡だらけのパジャマ(囚人服?)ゾンビたちも、彼らの悲しい背景をちゃんと表現していたのに本当に勿体ない。

隊長の最期が一番インパクト強かったかなー。

超科学実験体ゾンビロイド(原題:Zombie Massacre 2: Reich of the Dead/2015年/カナダ、イタリア)


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