まさかのマーク・ポロニア最新作!!「フランケンジョーズ」レビュー

第二次世界大戦時のフランケンシュタインの研究が、マッドサイエンティストによってサメに応用されてしまう。突如現れた怪物にビーチはパニックに・・・

マーク・ポロニア監督最新作!

ジュラシック・ビースト』、『ビッグフットvsゾンビ』とブッ飛んだB級映画を世に送り出し、映画ファンを混乱に陥れたマーク・ポロニア監督まさかの新作登場!!

しかし監督の進歩には驚かされるぜ!同じ監督とは思えないくらい格段に映画作りが上手くなっている。これまでなかった空撮や水中撮影などの「画力」を意識したカットが増えて、前作までの小じんまりとした感じはなくなっている。

編集技術も格段に向上し、前作までのギクシャクした会話や唐突な展開が減っている。同監督作品でお馴染みの俳優たちも、自信をつけたのか堂々として俳優らしくなっている。

「マジか!?すごい進歩じゃないかっ!別人が撮ったのか?」と思っていたのも束の間、フランケンジョーズの最初の犠牲者のシーンがめっちゃ雑!

ふー。やっぱりマーク・ポロニア監督で安心したわ。

その後もフランケンジョーズが登場するシーンの合成は全部雑。明らかに不自然な合成で、このあたりは『ジュラシック・ビースト』の時から変わっていない。

ちくしょうっ!今回も特撮技術の壁がマーク・ポロニア監督の映画の質を落としてしまっているじゃないか!※もちろん特撮技術だけが悪いわけではない。

でもそれでこそマーク・ポロニア監督。いいんだよ合成が雑でも、その場面を撮りたいんだから。このありのままの姿勢が本当に好き

ストーリーが進行するほど粗く不安定になっていく今作、映画終盤でフランケンジョーズが進化(!?)する頃にはいつものマーク・ポロニアワールド全開

唐突に始まる映画談義やおばちゃんのセクシーシーン(要らない)、素人感丸出しの討伐隊、間の悪いアクションとやりたい放題。

そうそう、この不安定な感じ!これが見たかった!

ストーリーをざっくり説明すると、ある科学者がフランケンシュタインの技術をサメに利用して人を襲わせていて、海に遊びにきた主人公たちがそれに巻き込まれるも、なんとか撃退するというストーリー。
まあ特別珍しいものじゃない。面白い映画というわけではないけどつまらなくもない、絶妙なバランスが同監督の持ち味。不思議と最後まで見れてしまう。

恐竜、ゾンビときてサメ。やっぱり定番が好きなマーク・ポロニア監督。
次回作は宇宙人か心霊ものだろうか?

次回作のリリースもぜひお願いします!!

今作ではボートの操縦士役でがっつり出演している監督。

フランケンジョーズ(原題:Sharkenstein/2016年/アメリカ)

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