UMAと遭遇するくらい貴重な体験だった「ビッグフットvsゾンビ」レビュー

star1

ありがとう!こんな映画が見たかった!

どんどん豪華になっていく現代映画において、これほどまでに手作り感のある映画が見られるなんて貴重な体験だった!

低予算映画にも『コリン LOVE OF THE DEAD』のような卓越したアイデアで面白い作品は数ある。
しかし、この映画は予算をアイデアで補おうとか、小手先のギミックに頼ろうとかそんなことは一切考えない!真向勝負である!

もちろんゾンビに迫力なんてあるわけなく。
ゾンビのメイクはもっと上手に作れなかったの?というような手作り感溢れるマスク。
もしくは定番の白塗り。メイクは詰めが甘く、手や首はきれいなままだったりする。

ゾンビ映画でおなじみのゾンビに腹を裂かれて内臓を食べられる場面では、ゾンビが被害者のシャツに手をモソモソつっこみ取り出したのは、なんと赤い布!?いい?もう一度確認するよ?赤い布!!

驚くわ―。布で内臓いけんじゃん?ていう感性がすごいわー。
布を貪り食うゾンビなんて、ゾンビ映画史上初めてじゃないかな?

しかし、ゾンビがダメでも大丈夫。この映画にはキング・オブ・UMA「ビッグフット」がいるから。
その姿はぜひ本編で確かめて欲しいが、たぶん通販で買えるゴリラの着ぐるみ
gorilla-cotume←コレ、にちょっと装飾しただけ。

ん?ビッグフットちょっと小さくないか?2mとも3mとも言われる目撃情報だった気がするが大人より身長低いくらいだ。足が大きいからまあいいか。

歯切れの悪い会話。唐突な展開。でも映画として破綻しないギリギリの絶妙なバランス。

途中からは、学生が友達同士で楽しく作ったのかな?と思って温かい目で見ていた。

ところが本作品の監督マーク・ポロニアについて調べてみると、アメリカ人の監督でなんとキャリア30年!監督作品40本以上!!大ベテラン!!!

以前は、マークとジョンの双子の兄弟で映画を製作していたみたいで、2008年にジョンが他界して以降はマークひとりで監督業を続けてきたらしい。

軽い気持ちで映画を作ってるんだろうと思っていた。本当に申し訳なく思う。
きっと亡くなったジョンの分までいい映画を作ろうという熱い気持ちがあるんだと思う。

最後の方でちょっとだけ映画に出演している。

同監督の作品で、日本でリリースされているものは少ないみたいだが、『ジュラシック・ビースト』という恐竜モノの作品があるみたいなので、ぜひそちらも見てみたいと思う。

現代にこれだけ手作り感のある映画が見られること、それが商業作品としてリリースされ日本でも販売されていること、そのクレイジーさとレアリティさからこの映画を見る価値は十分にあると思う。

信じるか信じないかはあなた次第!

ビッグフットvsゾンビ(原題:Bigfoot vs Zombies/2016年/アメリカ)

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