残酷な世界に救いはあるのか?「デッド・ウォーカー」映画レビュー

※ネタバレ注意!

ゾンビウイルスの蔓延した世界は弱者に厳しい残酷な世界だった。

主人公のアリスはゾンビウイルス蔓延によるパニックが始まってすぐ、幼い娘をゾンビに襲われてしまう。旦那からの警告の電話に出ている最中の悲劇というなんとも間の悪さ。
娘を助けに出ることもできずにただ隠れ続けるという絶望的な状況をいきなり味わう。

いつの間にか眠ってしまっていたアリスが目を覚ますと、娘を襲っていたゾンビはおらず後には無残な娘の姿が…。
外に出た所でまたゾンビに襲われるも、偶然通りがかったスティーブンに助けられる。

そこで話は突然4ヶ月後!?

鎖につながれた一人の女性が何かの実験台にされているようで泣いてばかりいる。

ゾンビ映画では大抵こういう人物はウイルスの抗体を持っていたりするのがセオリー。
案の定そうだったらしく、彼女が脱走すると軍人っぽい男たちが血眼になって追いかけてきた。

で、この女性を追いかけてきた男たちのリーダー格のルーカーが半端ない鬼畜サド野郎!

女性を逃した部下の足をちょん切ってゾンビに食わせたり、その部下の娘と思われる子供を妻(ゾンビ)の餌にしたり鬼畜三昧
固い表情と変な髪型が尚更ヤバさを増長している。

追いかけてきた鬼畜野郎に捕まってしまった謎の女性を偶然アリスが救う。

アリスは仲間が自殺したり、ゾンビに噛まれたスティーブンの腕を切り落としたりと散々な目に遭っていて、さらに自身は妊婦さんでいつ子供が生まれてもおかしくないという困った状況。
男たちが物資を集めているのによく居眠りしてはその度に悪夢で起きるというサバイバルで役に立たない人。

スティーブンとは良い仲になっており、絶望的な状況でささやかな幸せを育んでいる。
今は「安全な島までの船が港から出ている」というラジオ放送を聞き港を目指している最中で、たまたま謎の女性とルーカーに出会った。

しかしこれが運の尽き。女性を助けたことで鬼畜サド野郎ルーカーの怒りを買い。
せっかく助けたスティーブンをあっさり殺され、自身も執拗に狙われることになる。

謎の女性はゾンビに襲われないらしく、ルーカーがアリスを追いかけている隙に大勢のゾンビを彼らのいる建物に招き入れるという謎の行動に出る。命の恩人ごと殺す気か!?

血も涙もない人でなし共を退け、なんとか港に辿り着いたアリス。
そこで彼女が見たものは希望か?絶望か?

謎は謎のまま終わりストーリーにも広がりがなかった。ゾンビもののドラマの一話だけを見たような中途半端な感じがする。
ゾンビより怖い鬼畜サド野郎ルーカーをもっと活躍させて欲しかったぜ。

デッド・ウォーカー(原題:Anger of the dead/2016年/イタリア・カナダ)


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